ああいう風になりたいなぁ。
と思う理想の人とか、理想像があって、そうなれるように日々努力するんですけど絶対なれないんです。私。
「自分の出来る事、向いている事とないたいものって違うよね」
って話していた事があって、どうしてなりたいものになれないんだろう。と思っていたら
「出来ない事に憧れがあるから」なんですよね。
私はギターが弾けないからギター女子に憧れる。でも自分がピアノを弾ける所には全然スゴイ!!と思えないんです。弾けるから。
ただ、同じピアノでもうまい人をみると、すごい!あんな風になれたら・・と憧れます。
でも追いつかない。追いつけないし、あんなに出来ない。だから憧れるし自分はなれないんです。
仮にその位置まで行けたとしたら、多分違う事に憧れていて、ずーっと追いつかない。
あぁ、頑張っているのになんであんな風になれないんだろう。としょっちゅう落ち込んでいましたが、どこかの本に
「自分の出来ない事を一生懸命しても仕方が無い。出来ないから価値があるように見える。
自分が当たり前に出来てしまう事、おもしろくもない位の事が実は人に感謝される。意味がある。」
というのを見て、すでに自分にあるものを磨けばいいのか。と思いました。
自分が出来る事は別に特別でもないし、他にも出来る人は沢山いるし、むしろ自分よりうまくやる人なんて山ほどいる。
と思っていたんですが、それでもやりたい事なら、自分ができる事を工夫すれば楽しいかもしれない。
自分はまだまだだから・・と出し惜しみするなんて逆に意味のないもったいない考えたと思って、
憧れは憧れとして追いかけて、自分は下手くそでも自分色を出す。
そうしてやってみるとすごくいい気持ちです。
自分と向き合うと自分のできる範囲も意外とあるんだなと気づいたりしました。
おもしろくもない事は特にやりたくないので面白い事しかしませんけど。
かっこ悪くてもダサくってもいいかと思えるようになった近年、なんだか気張ってた頃より楽しいです。